大阪朝鮮歌舞団特集 第1弾!趙正心 団長への単独インタビュー!

1/31(日)に行われる大阪朝鮮歌舞団 新年祝賀オンライン【새해맞이공연】を盛り上げるためのバックアップ企画がスタート!

第1弾となる今回は、大阪朝鮮歌舞団の趙正心団長へのインタビューを実施!
未曽有の事態が到来した昨年の間、どのような活動を行ってきたのか、その中で感じた同胞の愛と期待、今回のオンライン公演にかける意気込みなど、余すことなくお答えいただきます!

それでは団長、よろしくお願いします!

大阪朝鮮歌舞団 団長の趙正心です!
よろしくお願いします!

まずは昨年、コロナの感染拡大がいよいよ本格化してきた直後はどのような状況でしたか?

昨年3月に行われた公演をもって、支部の花見や結婚式をはじめとした全てのイベントが中止もしくは延期となりました。
この期間は事務所の電話がなると、もれなくイベント中止の連絡…団員たちの電話を受ける手もブルブルと震えていました。笑

団員たちの心労が目に浮かぶようですね。泣
そのような状況下で、どのように過ごされてきましたか?

そんな中でも普段の生活はもちろん、集まっての練習が制限される条件下で、場所や時間を分散した技術訓練もしっかりと行ってきました。
コロナの感染拡大状況が予想以上に長期化する中で、どうしても士気の低下が避けられない側面もありましたが、団員たちが、こういう時だからこそ出来ることをしよう!と様々な取り組みを考え実行してきました。

具体的にはどのような活動を行いましたか?

自ら作成方法を研究してオリジナルマスクを作成、それを高齢の同胞たちに配布する活動や、オリジナルタオルやオリジナルスタンプの作成、様々な団体とコラボした歌唱動画の普及…
常に同胞たちと交流を持ちながらの活動を積極的に行ってきましたね。

ミニコンサートや初となるオンライン公演もありましたね。

はい。
各地を回りながら行ったミニコンサートでは、同胞たちの「待ってました!」という反響の大きさに驚くと同時に、大きな愛と期待を感じました。
ミニコンサートも初の試みとなったオンライン公演も、すべて団員たちの発起によって行ったもので、常日頃から同胞たちの中で育ち、活動してきた歌舞団だからこそ出来たことだと思います。

ただ、今まで同胞たちの目の前で公演をしてきた中で、観客の姿が見えないオンライン公演ならではの難しさや不安はありませんでしたか?

確かに拍手や歓声など、観客の方々の生の反応が見えないというのは不安ではありましたが、より緊張感をもって公演に臨めるという側面もありました。
漫才師として歌舞団活動を始めた私としては、いま視聴されている皆さんはどういう反応をしているのかなと想像しながら行えるという点で、新たな発見や勉強できる場でもありましたね。
ただ、初のオンライン公演を通して今後への手応えを感じた反面、やはり同胞たちの目の前で行う公演に勝るものはないと感じたのも事実でした。

先ほどから団員たちのお話が盛んに出てきますが、現在歌舞団は総勢9名(女性8名、男性1名)で活動しています。団長から見て団員たちはどのように映っていますか?

真面目ですね、クソ真面目。笑
今はこういう状況なので、各々の心中では不安や葛藤もあると思いますが、本当に熱心に練習に取り組んでいますし、コロナが収束した後、より成長した姿を見せようというモチベーションを全員がもっています。

なるほど!それでは今回のオンライン公演も期待大ですね!
今回のオンライン公演を行うに至った経緯はどういったものでしょうか?

大阪では昨年まで数十年間、1月の最終日曜日には各地域から熱誠同胞たちが集まって行う新年会が催されていて、歌舞団もその場で公演を披露していました。
ただコロナの影響で今年は中止になってしまい、その空間に何か別の形で同胞たちにお届けできるものは無いかという団員たちの提起から今回のオンライン公演を企画することになりました。

公演への意気込みや見どころなどはありますか?

昨年1年間の活動を通じて感じたことは、歌舞団は『祖国と共に』『同胞と共に』というところから決して離れてはいけないということ。
歴史的な2021年のスタートを飾る新年公演として意義をしっかりと感じながら、コロナに負けず皆で力を合わせて頑張っていこうという思いを伝えたいと思っています。
この状況でも団員たちは新しい作品にも積極的に挑戦しており、歌舞団はブレずに進んでいくんだという決意表明の場にしたいと思っています!

今日は意義深いお話、本当にありがとうございました。
最後にご覧になっている同胞たちに一言お願いします!

同胞ヨロブン!
ウリ歌舞団は、同胞たちがいらっしゃって存在できています。
同胞たちの、時に厳しく、しかし特別に注いでくれる愛情の中で団員たちは日々育っています。
今回の公演を通じて、同胞たちに対する感謝と恩返しの気持ち、この苦境を共に乗り越えていきましょう!、というメッセージを伝えたいと思っています。
1月31日(日)、ぜひオンラインでお会いしましょう!

団長のインタビューから同胞たち、そして今回の公演に対するアツい思いをひしひしと感じることができましたね!

ですね!更に今回のオンライン公演が見逃せなくなりました!

大阪トンポ通信では、来週木曜日にも大阪朝鮮歌舞団特集を配信します!
次回は団員たちにスポットを当てた内容で配信予定!ご期待ください!

公演の視聴をご希望される方は、下記のフォームよりお申込みください!

視聴申し込みフォーム→https://forms.gle/9TS3K4gqB5qARs6Y9

下記サイトでも大阪朝鮮歌舞団について詳しく知ることができます!
興味のある方はぜひ!ご覧ください!

大阪朝鮮歌舞団HP → https://osaka-kamudan.com/
大阪朝鮮歌舞団FBページ → https://www.facebook.com/kamudan.oosaka

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