アンニョンハシンミカ!むぎちゃんです。
むぎちゃんコラム、4回目になりました。読んでいただき、コマッスンミダ!
前回の【むぎちゃんコラム〈このもやもや뭐야??〉함께モヤモヤ!】では、発達障害についてお話しましたので、ぜひ読んでみてください!
今回は、発達障害についてもう少し詳しく紹介し、支援の方法についても考えていこうと思います。
発達障害には自閉スペクトラム症、注意欠如/多動症、限局性学習症があります。知的障害は発達障害には含まれません。
発達障害の境界は曖昧であるため、互いに重なり合っていることも少なくありません。そのため、「こんな場合は絶対こうするべき!」ということはありません。一人ひとりに合った支援が求められます。なので、このコラムを読んでくださっている皆さんが、いろんな方法を取り入れてくださると嬉しいです。
自閉スペクトラム症(ASD)はご存じでしょうか。私が初めて自閉スペクトラム症について知ったのは、小学生の頃教室に担任の先生が置いてくれた「光るとともに」という漫画がきっかけでした。光本人や光の両親、周囲の人達が、自閉症の特性や光について知っていく話です。絵も綺麗ですごく読みやすいので、ぜひ読んでみてください。
自閉スペクトラム症は、社会性、コミュニケーション、想像力の障害があります。視線が合わなかったり、会話を続けることが難しかったり、特定の習慣や儀式にこだわったりすることがあります。(これが絶対あるわけではないです。)
中でも想像力というのは、見通しを持つことの難しさもあります。例えば、1日の生活の流れを「何時の電車に乗って、駅に行くついでに本屋によって、隣のコンビニで昼ご飯買って…」のように計画を立てることは、頭の中で想像して見通しを持てているからできるんですね。時間感覚も想像力によって持つことができています。そう思うと、時間軸がはっきりしない中での生活ってかなり不安になりませんか?経験と経験がつながらないと、「前はこうやったでしょ!」と言われてもわからないんです。
また、言葉で説明されるような耳からの情報よりも、図や絵を目で見て視覚的に取り入れる方がわかりやすいのも特徴です。「ご飯を食べたら、お皿を片付けて、1時になったら〜…」とズラズラ並べられると何を言っていたのか、どう順番を立てればいいのかわからなくなります。目からの情報がわかりやすいというのを活かし、絵や図を順番に並べて提示する方法があります。「ご飯を食べ終わった絵→お皿の絵→一時の時計の絵」を並べて.視覚で示すと、今何をしていて、次に何をすれば良いのかがわかりやすいです。
どんな提示の仕方がわかりやすいかは人それぞれです。詳しく言い過ぎるとわかりにくい場合、反対にシンプルすぎると細かいことが気になってしまい頭に入りにくくなることも。どんな伝え方が良いのか、工夫が必要です。
今回使ったイラストは、私の友人が作った視覚支援のためのフリー素材です。どなたでも自由に使ってほしいと紹介してもらいました。使いやすいイラストなので、用途に合わせて組み合わせてみてください。家庭用、学校用、普段から何にでも使えるものばかりです。
「視覚支援に使える!フリー素材サイト きりんのまち」 https://kirin-no-machi.com/
読んでいただきコマッスムニダ!
本コラムは毎月第4木曜日に配信予定!
여러분!気楽にお付き合いください♪