ショートコラム「馬にまとわりつく虻」Vol.8

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『映画の秋②』

 ジャーナリズムという分野が第四権力といわれていた時代があった!ということを思い出させてくれるドキュメンタリーがこれだ!『非常戒厳前夜』(原題<압수수색―내란의 시작>押収捜索-内乱のはじまり)

 最近、対話中、ちょくちょくネタバレ的な話になってしまい、お叱りをうけることが多いので内容には立ち入りません、概要だけ。2024年12月3日、当時の韓国大統領ユンソンヨルが突然『非常戒厳』を宣布し韓国を大混乱の中に叩き込んだ。怒り心頭の市民たちは連日の大規模デモを通して大統領弾劾を実現した。しかしなぜユン大統領は、『非常戒厳』などという、あまりにも稚拙で無謀な行為に及んだのか、その背景にはなにがあったのか・・・。

 ジャーナリズムが追い込んだんですね、市民放送局『ニュース打破』!このメディア、ハンパないです。まずは記者はじめスタッフが、真のジャーナリズムを追及するあまり大手メディアから追放されたツワモノたちで構成されているし運営は市民の会費で成り立っているのでいかなる忖度とも無縁。ジャーナリズムが本来持つべき反骨と気概が典型的に備わっている。主役の3人、めちゃめちゃシブイです。

 余談ですが、エンドロールには笑ってしまった・・・。

お知らせ!

近畿での上映は、京都シネマ(京都市)にて10/16まで元町映画館(神戸市)にて10/17までとなってます。
詳細は映画「非常戒厳前夜」公式サイトをご覧ください。

 

第9回もお楽しみに!

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