第20回アジア競技大会。世界を舞台に己の限界へ挑み、数々の感動と輝かしい記録をウリ同胞社会に届けてくれた共和国代表選手たち。
彼らが祖国の名誉を胸に戦い抜いた、激動と歓喜の「7DAYS」。 しかし、この熱き戦いの舞台裏には、彼らと共に戦い、声を枯らし、時には笑い、時には想定外のハプニングに見舞われた「もうひとつの7DAYS」がありました。
9月19日から25日までの7日間。朝青大阪の専任イルクン7人は、応援先導隊として愛知・静岡の競技場を駆け回りました。 チケット争奪戦に冷や汗を流し、慣れない支部での共同生活に爆笑し、移動の合間にはご当地グルメに舌鼓を打ちながらも……いざ競技場に入れば、誰よりも熱く「필승 조선!(必勝朝鮮)」を叫び続けた日々。
今回は、そんな朝青大阪イルクンたちの汗と涙、そして笑顔がぎっしり詰まった「もうひとつのアジア大会」の記録をお届けします。
選手たちの姿から何を感じ、何を得たのか。個性あふれる朝青イルクンたちの視点から見た、熱狂の7日間。どうぞお楽しみください!

鄭進が見たアジア大会「祖国を肌で感じられた!世界新記録!金メダル!グッドリフト!!」

朝青大阪府本部委員長の鄭進(チョン・ジン)です!
私は24日、名古屋市中小企業振興会館で行われた第20回アジア大会のウエイトリフティング競技に、共和国代表のパン・ウンチョル選手、パク・ミョンジン選手を応援しに行きました。

会場に着いてまず驚いたのは、想像以上の観客の多さでした。会場を埋め尽くすほどの人々を見て、ウエイトリフティングが多くの人を惹きつける競技であることを初めて実感しました。
共和国代表選手が入場すると、選手たちはまず客席にいるウリ在日同胞応援団を探してくれました。そして私たちを見つけると、大きく手を振ってくれました。
この日は入退場が計6回あり、そのたびに選手たちは応援団に手を振ってくれました
競技が始まれば、会場の空気は一気に張り詰めます。

静寂の中でバーベルに向かい、限界まで力を振り絞る選手たち。リフトが成功するたびにガッツポーズを見せ、こちらを振り返る姿に、私たちも声を張り上げて応えました。
そして、もう一つ忘れられない瞬間がありました。
こうした個人競技では、優勝した国の国歌だけが流れます。
共和国代表選手が優勝したことで、共和国の国旗が一番高い位置へと掲げられました。
その国旗を見上げながら、会場いっぱいに響く共和国の国歌を、心の底から湧き出るものを抑えきれず私も思いっきり歌いました。
正直、応援に行く前は、ウエイトリフティングという競技を「重い物を持ち上げるスポーツ」くらいにしか考えていませんでした。
しかし、実際に選手たちの姿を目の当たりにして、その考えは大きく変わりました。
一瞬のリフトのために、日々自分自身を鍛え、限界に挑戦し続ける選手たちが世界記録という高い壁を越えていくその姿から、私は祖国の気概を感じました。
さらに強く心に残ったのは、選手たちが成功するたびにガッツポーズをし、必ず私たち在日同胞応援団の方を見てくれたことです。
選手と応援団。競技場と客席。
遠く離れていても、その瞬間は確かにつながっていました。
選手たちが力を振り絞ってバーベルを持ち上げるたびに、私たちも声を振り絞って応援する。
その繰り返しの中で、選手と応援団が一つになっていくのを肌で感じました。

そして私は、改めて感じました。
祖国と同胞社会は、ともにある。
この日の応援を通して、ただ金メダルを喜んだだけではなく、共和国代表選手たちが見せてくれた挑戦する姿、そして祖国とつながっているという誇りを、胸いっぱいに感じることができました。

任孝淳が見たアジア大会「応援どころか、まず入場できる!? 深夜1時の奇跡のチケットGET!」

朝青大阪府本部副委員長兼宣伝文化部長の任孝淳(イム・ヒョスン)です!
今回、私が応援したのはソフトテニス。
大阪朝高時代はテニス部だったこともあり、楽しみにしていた競技の一つでした。
とはいえ、会場に着いた瞬間、まず目に飛び込んできたのは想像以上の観客の多さ!
「ソフトテニスって、こんなに人気なん!?」
正直、まさかここまでとは思っていませんでした。

でも、試合が始まると、その理由がすぐに分かりました。
一球一球の攻防がとにかく面白い!!
ポイントが決まるたびに、ボールが跳ね返るのと一緒に、私の心まで跳ねるような感覚。気づけば「いけー!」「あと1点!」と夢中になって声を出していました。
一試合、二試合と共和国選手たちは勝利を重ね、「もっと大きな声を届けたい」という思いが強くなり、私たちの応援にも力が入っていきました。
応援しているというより、選手たちと一緒にコートで戦っているような感覚でした。

……ところが、ここで問題発生。

2日目のチケットがない!!

「もっと同胞で会場を埋め尽くしてほしい」と聞いていたこともあり、絶対に応援に行かな!と思っていたのに、そもそも会場に入れるか分からない。
チケットセンターまで買いに行くも、まさかの売り切れ。
応援どころか、まず入場できるかどうかで大焦り。
その後もリセールを探し続け、最後まで諦めずに待った結果……。

深夜1時、奇跡のチケットGET!!

無事に2日目の会場へ向かうことができました。

そして迎えた2日目の試合、大一番である決勝戦。
この日は、兵庫から駆け付けた分会同胞とも合流し、試合前にはみんなで応援の練習!声の出し方や掛け声を確認し、準備も気合いも万端です!
会場は日本選手を応援する声で埋め尽くされ、圧倒的なアウェーの雰囲気。その中で、共和国のリ・ジンミ選手がコートに立ちました。
少ない人数でも負けじと声を張り上げ、私たちも必死に応援しました。
序盤は0-2。しかし、そこから粘り強く追い上げ、ゲームカウントは3-3へ。
あと一つ。
最後の1点まで、私たちも声を振り絞りました。選手が一球を追えば、私たちも声で追いかける。コートと応援席が一つになったような感覚でした。
惜しくも最後のゲームを落とし、優勝には届きませんでした。

試合後、涙を流しながらリ・ジンミ選手が口にした言葉。
「기대에 보답하지 못하고 미안합니다.」(同胞たちの期待に応えられなくて、申し訳ないです。)
その言葉と涙が、今でも強く心に残っています。
圧倒的なアウェーの中で、最後まで戦い抜いた選手に、私たちが伝えたかったのは「勝ってほしい」という気持ちだけではありません。
「最後まで戦ってくれてありがとうございました。」
その思いを胸に、私たちは最後まで声を送り続けました。

最後には選手たちと一緒に写真を撮ることもでき、どの競技よりも選手との距離が近いソフトテニスならではの魅力を、最後まで感じることができました。
チケットを求めて深夜1時まで粘った甲斐もあり(笑)、気づけば試合に一喜一憂し、声を張り上げ、選手たちと喜びや悔しさを分かち合うほど、すっかりソフトテニスの虜になっていました。
共和国の選手たちと同じ場所で、同じ瞬間を過ごせた事……この場所に来られて、本当によかったと思います。

林漱明が見たアジア大会「スミョンは見た、朝鮮のパンチ力を!」

朝青大阪府本部組織部長の林漱明(リム・スミョン)です!
愛知県の西尾市総合体育館にて行われたボクシング競技が、今も脳裏に焼き付いて離れません。
応援団の先導部隊として駆け付けた私は、自分がボクシングをしていた事も相まって期待と興奮で胸がいっぱいでした。
特に注目していたのはやはりパン・チョルミ選手です。
数々の国際大会で輝かしい戦績を残し、二度にわたって世界王座を獲得した経歴を持つパン・チョルミ選手。その試合を間近で応援できる事が楽しみで仕方ありませんでした。
試合当日、リングの真横にあたる最高の席をルール違反スレスレの席取りで確保した後、共に応援に駆け付けた朝青イルクンたちと何度も声出しの復習をしながら試合開始を待ちました。
そして遂に迎えた選手入場のその時、これこそ世界王者の貫禄なのでしょうか、我々の目の前を余裕たっぷりに悠々と歩きながらリングに向かうパン・チョルミ選手の姿があまりにも勇ましく、気付けば私は応援の掛け声もそっちのけでカメラを構えていました。その時撮影した写真がこちらです。

感動にふける間もなくゴングが鳴りました。
絶妙な距離感とパワフルなコンビネーションで試合を進めるパン・チョルミ選手。
しかし心なしか動きが固く、1ラウンド目はどうとも言えない試合運びに。
こんな時こそ力強い応援をと、喉が張り裂けんばかりに掛け声を叫ぶ我々をよそに、2ラウンド目のゴングが鳴りました。
すると試合展開は一転。そこには1ラウンド目を遥かに凌駕する圧倒的なパワーとフットワークでリングを支配するパン・チョルミ選手の姿がありました。
そしてラウンド中盤にはなんと両手のガードを完全に下げた状態でリング中央に仁王立ち。世界王者の実力を目の当たりにし、相手選手どころか応援する我々すらも圧倒される事に。
間もなくレフェリーが試合を止め、2ラウンドRSC勝ちと言う圧巻の試合となりました。
感動と興奮のあまり、もはや自分が何を叫んでいるのかも分からずにひたすら声を張り上げた我々応援団。
「필승조선!방철미!필승조선!방철미!」
我々の掛け声を背に試合場を後にするパン・チョルミ選手の背中は、既にメダル獲得の予感を漂わせていました。
如何なるごまかしもきかない6.1メートル四方のリングの中で、共和国の選手が世界の頂点を目指し拳一つで勝ちあがる。そのロマンとかっこよさを体現したようなその姿に感服でした。

試合直後、我々はパン・チョルミ選手と直接会って一緒に写真を撮れる機会に恵まれました。
そこでセコンド陣営の先生方から聞いた話が、衝撃でした。
なんとパン・チョルミ選手、このような応援をされる事に慣れていなかったとの事!
在日同胞の応援がこんなにも熱烈だとは知らず、驚きと気負いの末に1ラウンド目の動きが固くなってしまったとの話でした。
しかし1ラウンド目を終えて体もほぐれた頃に応援の声が全て力に変わり、2ラウンド目に相手を倒すことが出来たと言うのです。
これほど応援冥利に尽きる話があるでしょうか!
実のところ、応援団の先導役が3人の朝青イルクンしか居ないという事で、試合前には不安に満ちていた我々。試合後には「誰よりも良い経験をした」とウキウキで帰路に就く事となりました。

金伶が見たアジア大会①「朝鮮の気概」

朝青東成支部委員長の金伶(キム・リョン)です!
9月24日、ウエイトリフティング男子60kg級、65kg級の試合が行われました。
ウエイトリフティングは、スナッチ(バーベルを一気に頭上まで持ち上げる種目)と、クリーン&ジャーク(一度バーベルを鎖骨や肩の位置まで持ち上げ、そこから頭上へ押し上げる種目)の合計重量で競う競技です。

60kg級にはパン・ウンチョル選手が出場しました。
パン・ウンチョル選手は世界記録保持者として期待が寄せられていましたが、スナッチでは中国の選手に12kgの差をつけられる展開となりました。
クリーン&ジャークでは、1stチャレンジから重量を上げながら順調に記録を伸ばしていきましたが、惜しくも1位の中国選手には届かず、銀メダルという結果になりました。

次の試合まで時間があったので、名古屋名物の味噌煮込みうどんを食べるべく、山本総本家へ。
スタンダードな味噌煮込みうどんをいただきました。
煮込みうどんとは思えないほどコシが強く、それでいて味噌の味もしっかりと染み込んでいて、とても美味しかったです。

そして、65kg級にはパク・ミョンジン選手が出場しました。
この試合でも中国選手がスナッチで圧巻の記録を出し、パク・ミョンジン選手もそれを追うように記録を伸ばしていきました。
勝負のクリーン&ジャークでは順調に重量を持ち上げ、最後は中国選手を逆転するために182kgに挑戦。
緊張の瞬間、肩までバーベルを持ち上げたものの、少しふらつくようにも見え、厳しいかと思いました。
しかし、そこから見事に持ち上げ、1kg差で中国選手を逆転しました。
表彰式では、ウリナラの国歌が流れる中、ゆっくりと昇っていく朝鮮の国旗。
その光景を目の前にして、朝鮮の血が騒ぐような感覚を覚えました。
自分が朝鮮人であることを、理屈ではなく、身体の奥から感じさせられた瞬間でした。
選手たちの姿から、朝鮮の気概と底力を強く感じた、忘れられない試合となりました。

金伶が見たアジア大会②「一歩も譲らぬ攻防。響く同胞の声」

女子サッカー予選3戦目となる韓国との試合が、静岡エコパスタジアムで行われました。

これまでの相手とは比べ物にならない強豪チームとの対戦ということで、まずは腹ごしらえ。
静岡名物の「さわやかハンバーグ」を食べて、応援に挑みました。
熱々の鉄板の上で油が飛び散るハンバーグは、ジューシーさの中に肉の素朴の旨みが溢れてきて、とても美味しかったです。

本試合では、朝鮮大学校の学生たちを中心に応援を行いました。
さすが「民族教育最高学堂」というべきか、これまでの応援歌に加えて新たな応援歌も飛び出し、試合前から学生たちの気合いがヒシヒシと伝わってきました。
シルバーウィーク期間ということもあり、同胞応援席には愛知・静岡の同胞だけでなく、東京や大阪など、さまざまな地域から共和国の選手たちを応援するために多くの同胞が駆けつけていました。

緊張感が漂う中で始まった試合は、共和国も韓国も一歩も引かない激しい攻防戦が続きました。
そんな中、前半終了まで残り10分というところで、共和国が先制点を奪取。
待望のゴールに応援席は大興奮。スタジアム全体に歓声が響き渡りました。
そのまま1-0で前半戦が終了しました。
同胞たちの興奮が冷めやらぬまま始まった後半戦。しかし、開始直後に韓国にシュートを決められ、1-1に追いつかれてしまいました。
悔しさをバネに、応援はさらに勢いを増します。
その後も最後まで攻め続けましたが、追加点を奪うことはできず、1-1の引き分けという結果に終わりました。
しかし、前2試合で積み重ねた得失点差により、予選は1位通過。素晴らしい成績で予選を終えることができました。
 
韓国戦を終え、勝ち越せなかった悔しさはもちろんありましたが、韓国は本大会で3位に入るほどの強豪チーム。そんな相手と最後まで一歩も引かずに戦い抜いた共和国の選手たちの姿に、大きな力をもらいました。

李美奈が見たアジア大会①「初めてのカヌー観戦、一瞬の熱戦」

朝青大阪府本部組織部副部長の李美奈(リ・ミナ)です!
24日、私はカヌー女子200mの応援へ行ってきました!
大阪イルクンからは私1人だったので少し寂しい気持ちもありましたが、他地域のイルクンと一緒に初めてのカヌー観戦を楽しみました!
私が1番印象に残った出来事は、やはりレース後、誇らしいウリ選手たちに直接激励の言葉を伝えられたこと、一緒に写真を撮れたことです!

アジア大会期間、どれだけ勝ちたくても応援しかできないことがもどかしく、絶対いつか直接伝えたい!と思っていた自分にとって本当に嬉しい瞬間でした。 

惜敗してしまった選手が悔しい顔をしながら歩いてくる姿に気持ちが溢れ、고맙습니다!!수고하셨습니다!!などの激励の言葉が止まりませんでした。

しっかり話せていたかどうか緊張と興奮で記憶が飛んでしまっていますが、私の気持ちは少なからず伝わったかなと思います。

とっても楽しかったカヌー観戦ですが、ご覧の通りめちゃくちゃ遠かったです!

レース開始1時間ほど前に、チャ・ウニョン選手が現れた!と他のイルクンがおっしゃっていたのですが、どれがウリ選手なのか全くわからなかったです!
正直肉眼では顔も文字も見えないので、うっすら見える全身赤色のスーツで見分けていました。

練習中、チャ・ウニョン選手ー!と叫ぶと手を振り返してくれました。

レースは1分で終わりましたが、初めてのカヌー観戦でウリ共和国選手を応援できて、一緒に熱くなれたことが本当に幸せでした。

李美奈が見たアジア大会②「あの時の選手とまさかの再会!」

19日、私は開会式前に行われた「第20回アジア競技大会に出場する朝鮮民主主義人民共和国オリンピック委員会代表団および体育選手団在日同胞中央歓迎会」に参加しました!
まさか自分がこんな素晴らしい会に参加できるとは思ってもなく、緊張と嬉しさでせわしない気持ちで会場へ向かいました。

共和国選手団を拍手で迎える時、私が祖国を訪問した時に受けた温かい歓迎を次は自分がするんだ!という気持ちをより強く持ちました。

その決心を、アジア大会期間中、応援先導隊としての役割を担う朝青イルクン達の合唱で噴出させました!

全員気持ちが昂りすぎたのか、もう一度サビを歌う時にえげつない転調をしてしまいましたが、熱気溢れる歌声でなんとか最後まで歌い切りました。笑

すると、ちょうど私の目線の先に座っていた2人の選手がコソコソ耳打ちして私を見て笑っていたのです。
一瞬戸惑いましたが、よく見るとなんと、2日前に関空でお出迎えしたボクシングの選手だったのです!!

2人は何故か私を覚えていらっしゃって、手を振ってくれたのでした。

合唱後に2人の元へ駆け寄り何故覚えてくれていたのかを聞くと、関空でバスに乗った選手たちへ声援を送る時、
チョが많이먹고 많이 자주세요!と叫んでいたのが印象的だったとの事でした。

私は長旅で疲れたはずだから、たくさん食べてぐっすり休んでくれ!の一心で叫んだのですが、よくよく考えると彼女たちはボクシングの選手です。
試合ギリギリまで体を絞って極限状態で試合に挑むボクシング選手たちに、なんてことを言ってしまったんだ!と後から気づいたんです。汗

なんてことを言ってしまったんだ!と思っていましたが、選手たちは気を悪くすることなく「많이 먹고 많이 자주세요의 동무」と覚えてくれていたんです。이름이 뭐니?と名前も聞いてくれて、終始私の手を繋いで温かく接してくれました。

最後は写真も撮ってくださいました。

そんなお二人の試合を絶対に観に行きたいと思っていましたが、残念ながら観にいけず。
素晴らしい結果を残し、共和国の名を轟かせたウォン・ウンギョン選手、パン・チョルミ選手、いつかまた直接お会いしたとき、私はまたあの言葉を言います!

많이 먹고 많이 자주세요!

これからもずっと応援しています!!!

P.S.射撃競技の選手たちとも写真を撮りました。

アジア大会応援事業を通して、自分が祖国を訪問した時と同じくらい祖国を感じる事が出来ました。
そして共和国の選手たちがウリナラを背負って戦う姿に本当に感動しました。
今後、選手たちが自らの姿を通して見せてくれた祖国への忠誠心、チョソンサラムである誇り、幸せを朝青員たちへ広めていけるよう全力を尽くして活動していきます!!

呉弥蘭が見たアジア大会「勝負は最後まで分からない、필승조선!」

朝青河北旭都支部副委員長兼組織部長の呉弥蘭(オ・ミラン)です!
私は、陸上男子100メートル予選、チョ・グムリョン選手の応援に駆けつけました!
会場はパロマ瑞穂スタジアム。実は、陸上競技を観戦するのは今回が初めてでした。

会場に着いてみると、砲丸投げが始まったと思えば女子100メートル予選が始まり、その直後には幅跳びが始まったりと、あまりにも同時進行する競技が多く、「果たしてチョ・グムリョン選手をちゃんと見つけられるのか」と、応援前から少し不安になりました。笑
 
そして、いよいよ男子100メートルがスタート。
デカすぎる会場、そして遠すぎるスクリーン。名前を探すだけでも一苦労でした。
予想していたユニフォーム姿と全然違い、まさかの黄色っぽいユニフォームを着ていたグムリョン選手。ギリギリのところでチョ・グムリョン選手を発見することができました!!

そして、この100メートル予選は一発勝負。
スタートの合図が鳴った瞬間、応援団も一斉に選手の名前を叫びます!
結果は、組5位、10秒55!
この組は他の組と比べても全体的にタイムが速く、グムリョン選手も最後まで力強く走り抜けました。
試合後には「お疲れ様でした!」と声援を送り、選手団と写真も撮って会場を後にしました。

そして、帰っている途中にLINEの通知が。
「グムリョン選手、全体タイム23位で準決勝進出!」
なんと、全体タイムで23位に入り、準決勝進出枠である上位24人に滑り込んでいたのです!!
 
まさかの準決勝進出。
「スゴハショッスムニダ」「コマッスムニダ」だけではなく、「明日もチャレジュセヨ!」と声をかけて帰りたかったと思うと、嬉しさと、直接伝えられなかった悔しさでいっぱいになりました。
 
まさか帰り道にこんな嬉しい知らせを聞くとは思ってもいませんでした。
改めて、試合はやっぱり最後まで分からないものだなと実感しました。

※写真は、自転車で家に帰る名古屋で働く大阪出身の朝青員。

アジア大会期間中、サッカーの試合には何度も応援に駆けつけましたが、その中でも一番興奮した試合がありました。それは、男子サッカー1次リーグ最終戦、VSイラン・イスラム共和国戦です!
 
試合前から周りからは、「イランは強い」「イランに勝つのは難しいんじゃないか」と聞いていました。
しかも、決勝トーナメントに進出するためには、勝利が絶対条件なのはもちろん、2点差以上をつけて勝たなければならないという、なかなか厳しい状況でした。
 
対するイランの応援団も気合十分。試合開始前から会場には緊張感が漂い、もちろんウリ応援団も負けじと気合い十分!

序盤からウリ選手たちは積極的に前へ前へと攻め込みますが、先制点を許してしまいます。
ここで凹まないのがウリ選手たちとウリ応援団。なぜかこの時、負ける気がしないという空気感がみんなの中にありました。
 
この試合で応援団を大きく盛り上げてくれたのが、在学時代にサッカー応援団長として名を馳せた私の同級生2人でした。2人がこれまで培ってきた応援を私たちに伝授しながら、応援をリードしてくれました。すると…応援団、まさかの覚醒!!
会場のボルテージも一気に上がります。

その応援に応えるかのように、前半終了間際、待望の同点ゴール!!さらにそのわずか3分後、もう一点追加し逆転。
ここからの試合は、完全にウリプニギでした。
 
後半に入ってからもイランは猛攻を仕掛けてきましたが、ウリ選手たちは追加点を許しませんでした。
そして、共和国はさらに2ゴールを追加!!
試合結果は4-1の大逆転勝利!!会場は大興奮でした。
 
そして、この日の個人的なハイライトは、試合後に歌った「우리의 국기」でした。
今回の歓迎事業を通して、たくさんの共和国の選手たちと出会いました。その中でも、私が特に緊張感が伝わってきたのが、男子サッカーの選手たちでした。
この日は試合を終えた選手たちが、笑顔でこちらに手を振りながら、私たちの歌を聞いてくれました。
その姿に、応援を本気で頑張ってよかったと胸がいっぱいになりました。

予選リーグでは、敗戦、引き分け、そしてこの日の勝利。
共和国の選手たちは、一つひとつの試合を通して「やれば必ずできる」という精神力を見せてくれました。また、試合を重ねるごとに強くなっていく、かっこいいチョソンサラムの姿を見せてくれました。
この4-1の大逆転勝利は、選手と応援団が一緒につくった最高の一試合だったと思います!

呉知潤が見たアジア大会「勝利のひつまぶし」

朝青東大阪南支部組織部長の呉知潤(オ・チユン)です!
私は、名古屋での生活や食事について振り返っていきたいと思います。
この期間で一番印象的だったのは、やっぱり支部の会館で寝泊まりしたことです。
人生初となった支部会館での寝泊まりは、爆笑と思い出の連続でした。
朝青大阪女性イルクンたちは、ほぼ静岡と言っても過言ではない場所にある豊橋支部で生活しました。
事前に豊橋支部の内装写真を、朝青中央の韓世鈴副部長が送ってくださり、キッチンやお風呂、洗濯機、和室に大きなテレビまである、とても設備の整った支部だと思っていました。
「こんなに設備が整っている支部なら安心だ……」
そう思いながら開会式を終え、いざ豊橋支部へ!
荷解きを終え、テレビを見ようとすると……なんとテレビがありませんでした。
前日から生活していたほかのイルクンたちに聞いても、みんなビックリ!!
 
「テレビどこ行った?」
 
慌てて写真を見返すと、なんとテレビは元々ありませんでした。爆笑
唯一、金伶委員長だけは最初から気づいていたそうです。
思い込みって怖いですね。笑

そんな事件があった一方で、夜遅くに支部に戻ると、深夜1時半にもかかわらず豊橋支部の朝青員が差し入れを持ってきてくださることもありました。
疲れて帰ってきた私たちを気遣ってくださる温かさが本当にありがたかったです。

また、駅で倒れていた人を助けたところ、そのお礼にご当地まんじゅうをいただくという出来事もありました。

こんな爆笑事件や温かい出来事もありながら過ごした一週間。
世間がシルバーウィークで浮かれていることも忘れ、選手たちを全力で応援し、ご当地グルメを爆食することに日々の労力を捧げました!

もちろん、遊んでばかりではありません。応援前にはカフェに立ち寄って学習するなど、朝青イルクンとしての学びもしっかりと積み重ねました。

ほぼ静岡と言っても過言ではない豊橋支部は、どの試合会場へ行くにも約2時間。
そこでウリ朝青大阪女性イルクンは、長い移動時間に通過する各駅でご当地グルメを食べようと、暗黙の約束を交わしました。
 
この期間、たくさんのご当地グルメを食べましたが、今回は忘れられない思い出TOP3を紹介します!

第3位 さわやか(静岡の有名なハンバーグ)
1週間のうち2回、静岡のエコパスタジアムでサッカーの試合が行われました。
静岡名物「さわやか」を何としても食べたかったウリは、14時半集合にもかかわらず、4時間半前の10時に豊橋支部を出発。
開店前からすでに150分待ちだった「さわやか」の整理券を無事ゲットしました!
(さわやかは15km圏内に入ると整理券を取ることができるんです。)
電車移動とコメダ珈琲での記事学習を経て、時間ピッタリにさわやかへ。
動画でしか見たことのなかった、あのハンバーグが押しつぶされる瞬間に大感激!
そして味は、とにかく美味しかったです。また行きたいです!

第2位 梅田屋(名古屋同胞が営んでいるホルモン屋さん)
名古屋出身の李美奈副部長のご家族が、朝青大阪イルクンたちを梅田屋に連れて行ってくださりました!!!
梅田屋はとても人気のお店で、開会式後には総聯中央イルクンが、前日には安英学選手も食べに来られたそうです。

乾杯とともに目の前に現れた大量のホルモンとパンチャン。
どれも絶品すぎて、しばらく話すことより食べることに夢中になってしまいました。
個人的には、ホルモンはもちろん豚足が絶品でした!
大阪に帰る前日、名古屋で朝青大阪イルクン全員が揃って食事をするのは初めてだったので、とても楽しい時間になりました。
李美奈副部長ご家族!梅田屋のオモニ!
チャルモゴッスムニダ!!とっても美味しかったです!!!

第1位 勝利のひつまぶし
名古屋に行くと決まった日から、絶対に食べたかったのがひつまぶし。
19日の昼、急遽共和国選手との歓迎宴会が開かれることになりましたが、前日の夜にモイムがあったため遅れて名古屋入りしたチョは参加できず……。
貴重な機会を逃した悔しさから、集合時間までの隙間時間にひつまぶしを食べようとお店へ向かうも、なんと100分待ち。
泣く泣く諦め、きしめんを食べました。美味しかったです。

—
そして9月23日、男子サッカーの応援へ。
その日は刈谷スタジアムという小さな競技場で、応援部隊も少なかったため、イルクンたちと朝青員が一丸となって応援しました。
イランに先制点を取られ、一向に点が入らない中、突然、鄭進委員長が、
「3点差でウリナラが勝ったら、朝青大阪イルクンに鰻を奢る!」と断言。
 
「ひつまぶし!!!!!!!」
 
その一言で、さらに応援に力が入ります。
すると、気づけば1点、2点とウリナラの選手がゴール!
朝青大阪イルクンたちは、
「今大会まだ勝利のない男子サッカーに勝利を!」
「朝青大阪イルクンに鰻を!!!」

と心の中で叫び続けました。
 
そして結果は、なんと4-1でウリナラが勝利!!
本当に感慨深い試合でした。
試合の事も語りたいことはたくさんありますが、詳しくは呉弥蘭副委員長のエピソードに込められているので、ここでは鰻の話だけにします。

最終日、静岡での女子サッカーを先導部隊として応援した後、みんなでうなぎ屋さんへ。
キラキラと輝くひつまぶしをささっと写真に収め、爆食い。
あまりの美味しさに、もったいないと思いながらもぺろりと完食してしまいました。
 
初日に一人で食べていたら、きっと味わえなかった7日間のたくさんの学び、朝鮮の選手からもらった勇気、そして新たな決心が詰まった、忘れられないひつまぶしでした。
鄭進委員長!!
チャルモゴッスムニダ!!

名古屋で過ごした1週間、そして大阪での試合を含め約3週間にわたったアジア大会の期間は、たくさんの同胞たち
の朝青への愛、そして何よりも祖国への愛を目の当たりにした時間でした。
共和国の選手を応援しようと奮闘した私たちでしたが、振り返れば、むしろ共和国の選手たちからたくさんの力と勇気をもらった期間でした。
今回の経験を糧に、これからもたくさんご飯を食べて、朝青大阪イルクンとして奮闘していきます!!

朝青大阪イルクンたちによる、怒涛の「もうひとつの7DAYS」、いかがだったでしょうか。
慣れない土地での生活や長距離移動、そして何より声を枯らしての全力応援。体力勝負の7日間ではありましたが、終わってみれば、イルクンたちの胸に残っていたのは疲労ではなく、何にも代えがたい「大きな力」でした。
完全アウェーの中で一歩も引かずに世界と渡り合う姿。自己の限界を突破し、国旗を一番高い場所へと掲げた姿。そして、どんな結果であろうと、いつも応援席のウリ同胞たちを見つめ、感謝を伝えてくれた選手たちの姿——。 選手たちに力を届けるために応援に行ったはずの私たちが、むしろ選手たちから「やれば必ずできる」という勇気と、チョソンサラムとしての確固たる誇りを与えられていました。
「祖国と同胞社会は、ともにある」 競技場と客席、距離は離れていても、心は間違いなく一つに繋がっていたあの熱気を、私たちは決して忘れません。
この7日間で肌に刻み込んだ祖国の気概と、全国の同胞たちと共に分かち合った熱い思い。これを最大の原動力とし、私たち朝青大阪イルクンはこれからも同胞社会の未来のために、そして青年たちの笑顔のために、これまで以上に力強く走り続けます!
最高の感動をくれた選手たち、そして期間中温かいサポートをしてくださったすべての同胞の皆様、本当にコマッスムニダ!これからも共に、新しい勝利に向かって前進していきましょう!!

👇の朝鮮新報の特設ページも要チェックだぜ!
朝鮮新報電子版は他のコンテンツも充実しているので購読してくれよな!

かけがえのない7DAYSを過ごした朝青大阪イルクンの7人。そして共和国選手たちが獲得した7つの金メダル。
遠く離れていても祖国と私たちは共にあるという、決して色褪せることのない最高の奇跡です。

朝青大阪イルクンたちに金メダルだな。
わいも「勝利のひつまぶし」が食べたいぜー!