
今回は、10月18日~24日にかけて愛知県を舞台に数々の熱戦が繰り広げられた「第5回アジアパラ競技大会」の名場面ダイジェストをお届けします!
パラ卓球競技に出場した共和国選手団と同胞応援団が心を一つにして戦い抜き、大きな勇気と感動を届けてくれた激闘の記録をぜひご覧ください!!
10月12日、朝鮮障害者オリンピック委員会代表団及び選手団が中部国際空港に到着しました。
共和国のパラ代表団及び選手団が日本を訪れるのはなんと史上初の出来事です!
この日は、約30人の同胞たちが熱烈に歓迎しました。
今回、共和国はパラ卓球競技に2人の選手が参加しました。
パラ卓球は障害の種類や程度に応じて11のクラスに分かれるのですが、MS(男子シングルス)6クラスにチョン・ジュヒョン選手、MS7クラスにキム・ヨンロク選手がそれぞれ出場しました。
また、この2選手はMD(男子ダブルス)14クラス競技にも参加しました。
アジア競技大会の熱気も冷めやらぬ中、パラ競技大会に出場する共和国選手たちにも熱い声援が送られました!
필승조선!!(必勝朝鮮!!)




10月13日に「第5回アジアパラ競技大会に参加する朝鮮民主主義人民共和国障害者オリンピック代表団及び選手団在日同胞歓迎会」が、名古屋市内の施設にて開催されました。
歓迎会には、イルクンと同胞たち35人が参加し、共和国代表団及び選手団を激励しました。
何といっても特筆すべきは、代表団団長である朝鮮障害者保護連盟のチョン・チョルヒ委員長と、あいちムジゲ会を代表して参加した朴栄基氏との対面です。
朴氏は、「障害の有無は二の次。競技を通じて共和国の名を高めようとする選手たちを応援しないはずがない」としながら、「祖国のパラ選手たちが国際舞台で活躍する姿は、同胞障害者に、自分たちにもできることがあるという自信と、感動を与え、希望につながるだろう」 と大きな期待を示しました。




10月17日、パラ卓球に出場するウリナラ選手を全力で応援するため、わいも愛知県のスカイホール豊田に行ってきたぜ!
気合十分に豊田市駅に降り立つと……なんと駅前はものすごい熱気!ちょうど秋の一大イベント、大迫力の「拳母祭り(ころもまつり)」の真っ最中で、駅周辺は山車(だし)や沢山の人たちで大賑わいだったんだ!
うおおおおー!ワクワクが止まらないぜー!!



お腹が空いたので、名物の味噌カツを食べるために誰もが知る超有名店に行ってきたぜ。いざ、入店!


松の屋さんご馳走様でした。
そして、ついにスカイホール豊田に到着!
早くも同胞発見!!


会場の中は熱気で溢れていたぜ。
そしてわいも、そっと同胞応援団の席に紛れ込んだぜ。


いよいよ選手入場!
応援団も필승조선 전주현の大声援を送ったぜ。
対戦相手は、パリ・パラリンピック銀メダリストのタイの選手。強敵だぜ。


試合は超激戦!ゲームカウント2-2から第5ゲームまでもつれ込んだけど、チョン・ジュヒョン選手が5度のマッチポイントをしのぎ、逆転勝利したんだぜ!!
応援団の声援もハンパなかったぜ!




キム・ヨンロク選手は敗れたちゃったけど、応援にきてホントに良かったぜ!

18日には、第5回アジアパラ競技大会開会式が名古屋市瑞穂公園陸上競技場で行われました。
共和国からは、朝鮮障害者オリンピック委員会代表団・選手団から代表5人が参加しました。
共和国選手団は8番目に登場。マ・ユチョル監督が朝鮮国旗を高々と掲げ、その後ろにチョン・ジュヒョン、キム・ヨンロクの両選手、アタッシェを務める在日本朝鮮人体育連合会の宋修日事務局長らが続けて入場し、笑顔で朝鮮国旗のミニフラッグを大きく振りながら、堂々と会場を行進しました。
開会式には、総聯愛知県本部の金栄錫委員長をはじめとした同胞たち約20人が駆け付け、朝鮮選手団の入場時には大きな声援と温かい拍手を送りました。




10月19日〜20日には、男子シングルスのクラス6(MS6)にチョン・ジュヒョン選手が、クラス7(MS7)にキム・ヨンロク選手がそれぞれ出場しました。
チケット入手が困難な中でも地元・愛知同胞たちが駆けつけ、熱いエールを送りました。
キム・ヨンロク選手は、予選リーグ1戦目を落としたため後がない2戦目に臨みました。
安定した試合運びで得点を重ね、第1ゲームを11-7で先取。続く第2ゲームでは相手のペースに飲まれ、一時は5点のリードを許してしまいますが、積極的な攻撃で猛追しなんと驚異の9連続得点!
このゲームも11-8で取った勢いそのままに、第3ゲームも必死に食らいつく相手を退け11-7で制し、ゲームカウント3-0で準々決勝進出を決めました。
準々決勝では、23年のアジアパラ競技大会の王者であり、さまざまな国際大会で入賞、優勝を果たしてきた強豪である日本の八木克勝選手と対戦しました。
ストレートで敗れ惜しくもシングルス8強となりましたが、試合後ミックスゾーンでインタビューに答えた八木選手は、キム選手について「本当に強い。国を背負っているのでとくに気持ちが強い」と感想を述べながら、「強く、苦しい相手で嫌なところばかりついてくる強敵だったが、スポーツでかれと交わえて幸せだった」と語りました。
一方、チョン・ジュヒョン選手は予選をグループ2位で通過し、20日の準決勝へ。中国選手との準決勝は、第5ゲームで5-8の絶体絶命のピンチから驚異的な粘りを見せ、12-10で激闘を制して決勝進出を果たしました。
同日の夜に行われた決勝の相手は、タイのルンロ・タイニヨム選手。
予選リーグ初戦ではチョン選手が勝利を収めたものの、2012年ロンドン・パラリンピック金メダリスト、2024年パリ・パラリンピック銀メダリストの強豪です。
第1ゲームは序盤にチョン選手が4連続得点で先行するも、相手の反撃を受けて逆転を許すなど、目まぐるしく主導権が入れ替わる展開となりました。
8-10とゲームポイントを握られた後も土壇場で2連続得点を挙げるなど12-11と再び逆転。
ゲーム奪取まであと1点に迫りましたが、そこから3連続失点を喫し、12-14で惜しくも先取されてしまいます。
第2ゲームではチョン選手が終始主導権を握り、安定した試合運びで11-5とセットを奪い返します。
勝敗を左右したのは第3ゲーム。チョン選手は序盤からペースをつかめず、一時は1-6と5点差をつけられる苦しい展開。しかしここからチョン選手持ち味の粘りで4連続得点を奪うなどで逆転し、10-9とゲームポイントを握ります。
しかし相手も譲らず、10-10のデュースに持ち込まれると、チョン選手が必死に食らいつくも12-14でこのセットを落とします。
ゲームカウント1-2と後の無い状況で迎えた第4ゲーム。序盤からペースをつかめず1-9と追い込まれ、応援席も「もうダメかも」という空気に包まれます。
しかし、ここからチョン選手がまさに意地を見せます!
冷静に相手のミスを誘いながら4連続得点をあげるなど、なんと7-9まで詰め寄ります。会場が緊迫感に包まれる中、逆転を目指して攻め続けましたがあと一歩及ばず、8-11で第4ゲームを落とし、接戦の末に銀メダルとなりました。
どんなに苦しい状況でも決してあきらめないチョン選手の姿に、応援に駆け付けた同胞たちは大きな勇気と力をもらいました。
共和国にアジアパラ競技大会史上初の銀メダルをもたらしたチョン選手。そして最後まで全力で戦い抜いたキム選手。2人の大健闘を称え、心からの拍手を送りましょう!








10月21日〜23日は、男子ダブルス(MD14)が行われ、チョン・ジュヒョン選手、キム・ヨンロク選手のペアが出場しました。
予選リーグ初戦の相手は、シングルス金メダリスト・銅メダリストを擁する中国の強豪ペア。第1ゲームを落とすも、第2・第3ゲームを連取。第4ゲームを奪われて迎えた運命の第5ゲームは、序盤からリードを保って11-9で競り勝ち、最大の山場をモノにします。
続くフィリピン戦ではチョン選手の冷静なレシーブとキム選手のスマッシュが冴えわたり、ゲームカウント3-0のストレート勝ち。
最終戦のカザフスタン戦でも、何度もマッチポイントを握られる苦しい展開ながら、代名詞の「粘り強さ」を発揮して13-11で第1ゲームをもぎ取ると、そのまま勢いに乗って3連勝を飾り、準決勝進出を決めました。
この日は愛知中高の高級部3年生も応援に駆けつけ、選手たちと温かく触れ合う意義深い一日となりました。
23日に行われた準決勝には、女盟大阪府本部からも応援に駆け付けました。対戦相手は、シングルス金メダリストを擁するタイの強豪ペア。ゲームカウント0-2と後がなくなった第3ゲーム、5-1とリードするも9-10とマッチポイントを握られる絶体絶命のピンチを迎えます。「もうダメかも」という空気が漂う中、執念のデュースに持ち込み、キム選手の渾身のスマッシュで12-10とこのゲームを奪い返します。 続く第4ゲームも6-9の劣勢から驚異的な粘りで10-10のデュースへと追いつきましたが、最後は惜しくも10-12で敗れ、決勝進出とはなりませんでした。
惜しくも決勝進出は逃したものの、男子ダブルス(MD14)で堂々の銅メダルを獲得!共和国がアジアパラ大会の卓球ダブルスでメダルを獲得するのは史上初となる快挙です。
試合後、午前中で競技が終了したにもかかわらず、同胞応援団は帰ることなく何時間も待ち続け、選手たちが誇らしげに表彰台に立つ姿を最後まで見届けました。
幾度となく訪れる逆境にも臆せず、最後まであきらめない姿で共和国に大きな誇りと感動をもたらしてくれた両選手。
そして、現地で、また各地から熱いエールを送り続け、共和国と在日同胞が文字通り「心を一つ」にして共に戦い抜いた、素晴らしいアジアパラ競技大会となりました。
みなさん、これからも共和国選手たちの国際舞台での活躍を応援しましょう!








24日、第5回アジアパラ競技大会に参加した朝鮮障害者オリンピック委員会代表団及び選手団メンバー8人全員が名古屋朝鮮初級学校と愛知朝鮮中高級学校を訪問しました。
午前11時、代表団・選手団を総聯中央朴久好第一副議長、徐忠彦副議長をはじめとした中央歓迎委員会、総聯愛知県本部金栄錫委員長をはじめとした愛知県下のイルクンと同胞たち、学生たち約280人が熱烈に出迎えました。
学生たちから花束を受け取った代表団及び選手団メンバーは、校内を案内され校長先生からウリハッキョの沿革についての説明を受けました。
続いて学生たちとの記念撮影を終えた後、校内のホールにて学生たちによる歓迎公演を観覧しました。
幼稚園児たちによる歌と踊り、声楽部や舞踊部の芸術ソジョの演目、民族打楽器演奏、合唱など全学生が出演した公演に、代表団・選手団のみなさんは感動の涙を流しました。
「学生たちが本当に可愛かった」「幼稚園児までもがウリノレを歌えることに驚いた」「<ウリハッキョが心の故郷>という歌の歌詞に感動した」「朝鮮舞踊を本当に上手に踊る」と、代表団・選手団はウリハッキョの学生・園児たちの姿に込みあがる思いを隠しきれませんでした。
公演後、多目的室にて「朝鮮民主主義人民共和国障害者オリンピック委員会代表団及び選手団 在日同胞歓送モイム」が35人参加のもと行われました。
モイムは、朴久好第一副議長による歓送のあいさつに続いて代表団のチョン・チョルヒ団長が答礼のあいさつをした後、体連副会長兼卓球協会会長である金正俊氏が祝杯の音頭をとりました。
この期間の労をねぎらい、互いに杯を交わしながら終始和気あいあいとした雰囲気で歓談を楽しみました。
また、大会期間の選手たちの活躍と応援する在日同胞たちの姿をまとめた動画を視聴し、さらに各界各層の代表が発言をしながら、改めてこの期間は代表団・選手団と在日同胞たちが心を一つにして取り組んできたことを再確認しました。
また、この期間ボランティアとして選手たちを支えてきた朝大生3人による発言と公演が披露されました。
朝大生たちの純粋で素朴な想いと、熱い決意のこもった発言、朝青愛知のイルクンと留学同東海のイルクンも加わって共に歌ったウリノレに、団長をはじめ代表団・選手団のみなさんは目頭を熱くしていました。
その後、選手団からもマ・ユチョル監督、チョン・ジュヒョン選手、キム・ヨンロク選手が登壇し、今後の決意をこめて披露した歌に合わせて、参加者たちも共に歌いました。
モイムの締めのあいさつをした総聯愛知県本部委員長も込み上げてくるものを抑えることができませんでした。
閉会後、代表団・選手団が外に出てみると、そこには最後まで見送ろうと構えていた学生たちがいました。
代表団・選手団のみならず学生たちも別れを惜しみながら最後まで手を振っていました。
自然と学生たちが「우리는 조선사람」の歌を歌い、代表団・選手団も共に歌った後、ハッキョを後にしました。
共に車で移動した関係者の話によると、代表団・選手団はあまりの感動に「今日の出来事は全員の心の中に一生残るだろう」と口をそろえて言っていたそうです。
このような感動を与えられるのが、まさにウリハッキョなんだと改めて実感させられた一日となりました。










24日、第5回アジアパラ競技大会の閉会式が名古屋市瑞穂公園陸上競技場にて行われました。
共和国選手団からはチョン・ジュヒョン選手、キム・ヨンロク選手、スタッフとして大会を支えた朝青愛知県本部金敬玉組織部長など5人が参加し、共和国旗のミニフラッグを振りながら堂々と行進しました。
閉会式が始まると、各国・地域の旗手が国旗を手に入場し、共和国選手団からは、マ・ユチョル監督が旗手を務めて共和国旗を高く掲げました。
各種セレモニーが行われ、7日間の戦いに幕を閉じました。
共和国選手団は、今回の大会でパラ卓球男子シングルスで銀メダル一つ、男子ダブルスで銅メダル一つの輝かしい成績をあげました。
アジアパラ競技大会での上記メダルの獲得はどちらも共和国史上初めてとなる出来事です。
様々な感動を与えてくれた共和国の代表団・選手団。たとえ遠く離れていようとも、心は常に繋がっています。
これからも共和国選手たちの活躍が楽しみです!






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第5回アジアパラ競技大会のダイジェストは、いかがだったでしょうか?
共和国代表選手たちと関係者の皆様、そして歓迎や応援に情熱を注いだ在日同胞の皆様へ、心からの拍手を送ります。
次回のアジアパラ競技大会は、2030年にカタール・ドーハで開催されるぞ!
共和国代表選手たちのますますの活躍を、わいも心から願ってるぜ!
필승조선!!


