【むぎちゃんコラム<このモヤモヤ뭐야??>함께 モヤモヤ!】

アンニョンハシンミカ!むぎちゃんです!
むぎちゃんコラム、5回目です。6・7月の2か月間、コラムをお休みしました。正直に言うと、自分のキャパを超えたため諦めていました。「担当編集者からの連絡も無かったし~まあいっか~」と言い訳を考えていましたが、2か月もさぼってしまうとは。楽しみにしてくださっている読者のトンポヨロブン、ミアナンミダ💦
そのため、今回は夏休み特大号にしようと思います。いつも楽しみに読んでくださり、コマッスンミダ!頑張って書きますね!
 
特大号にはどんな内容が良いか迷いました。心理学、臨床心理学という分野について紹介してみようと思います。どんなことを勉強しているのか、どんなところで役に立つのか、どうすれば相談できるのか、臨床心理学を専攻していないとはっきりわからないこともあるのではと思ったためです。皆さんが、心理士・師の仕事に興味を持ってくださったり、どこかで利用しやすくなったりするといいなと思います。

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Vol.5 <心理学・臨床心理学とは>

上記の「心理士・師」と書いたのは、臨床心理士と公認心理師を分けたかったからです。

臨床心理士は、内閣府認可の公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会が実施する資格審査に合格した者に交付されます。1988年に資格取得第一号が誕生しています。

公認心理師は、2018年に初めて試験が行われました。2015年9月9日(九九節!)に公認心理師法が成立し、日本で初の心理職の国家資格として「公認心理師」制度が推進されるようになりました。厚生労働省、文部科学省によって認められています。

難しことを真面目に書きましたが、とにかく、臨床心理士は民間資格、公認心理師は国家資格なんです!公認心理師ができた経緯は色々あるんですが、心理職の地位向上のために心理職や関わる方々の努力があります。まだまだ心理職が働きやすい環境とは言えないですが…

    

では、心理職が働くのはどんなところでしょうか。領域で言うと、医療、教育、福祉、司法・犯罪、産業・労働です。他には、私設のカウンセリングオフィスなどもありますね。こう見ると生活に必要などの分野にも関わる仕事ですね。心理職として働くには、いろんなことを知っていないといけないですね。それは、心理職はいろんな職種と協働することが重要だからです。病院では医師からの依頼、学校では先生からの相談などがありますが、その違う領域同士をつなぐこともあります。病院で受けた心理検査の結果を、学校の先生に伝えることも心理職のできる仕事になります。

     

心理職の仕事でまず思い浮かぶのは、やはりカウンセリングでしょうか。心理学を勉強していると人に言うと、「え!じゃあ私のカウンセリングして~や。」、「心読めるん!?」と言われます。心理学を専攻している学生が言われたことあるランキング、1位2位と思います。

もちろんカウンセリングは心理職の重要な仕事の1つです。しかし、心を読むことは無いです。どうしてもわからない心をわかろうとする、けどわからない、の繰り返しがカウンセリングと思います。関西の心理学生では知らない人はいない、河合隼雄先生も「人の心などわかるはずがない」とおっしゃっています。

もう一つ、知人のカウンセリングをすることはできません。カウンセラーとクライエント(カウンセリングを受ける人)という関係以外に関係を持ってはいけないというルールがあるからです。ウリハッキョで相談室をするとなると、知人だらけですが(笑)

カウンセリングと言っても、療法はたくさんあります。話をただ聴くのではなく、いろんな学派の理論に基づいてカウンセリングをします。今後のコラムで紹介したいなと思います。

     

カウンセリングの他に、クライエント・患者さんがどのような人なのか、何に困っているのか、これからどうなるのがこの人にとって良いのか、などを見つけていくことも心理職の仕事です。心理検査やカウンセリングの面接場面を通して行います。心理職は、疾患や障害の診断のように、悪い側面を見るのではなく、その人の全体を捉えようとするのが特徴です。「こういう難しさがあるけれど、こういう面を持っている。」とその人の可能性も含めて考えます。

そのほかに、地域援助や研究、心理教育を行うことも仕事です。

    

読者の皆さんが、もしもカウンセリングを受けたい、相談したいと思った場合、どのような選択肢があるのか紹介します。一つ目は、精神科・心療内科等です。特に、不眠やその他生活に支障があるような症状がある場合です。そこでカウンセリングを希望することができます。二つ目は、私設のカウンセリングルーム等です。料金は高いですが。三つ目は、大学が運営している相談室です。比較的安価に相談することができます。

また、相談内容によっては福祉施設など、より相談内容に合った場を紹介してもらえることもあります。

カウンセラーには守秘義務があり、相談内容を公開したり周囲の人にばらしたりするようなことはしません(自傷他害の可能性がある場合等は例外です)。もし、周囲に相談できない悩みや、抱えきれないことがあれば、カウンセリングを受けてみることも検討してみてはいかがでしょうか。

これからも、むぎちゃんコラムで心理学について紹介していきます!

今回のコラムが、悩みや、心理学に興味があるトンポの役に立つといいなと思います。また、コラムをきっかけに、心理士・師を目指す後輩が増えるといいなと思います。

今回も、読んでくださりコマッスンミダ!また来月お会いしましょう!

    

参考文献

一般財団法人 日本心理研修センター

http://shinri-kenshu.jp/guide.html

河合 隼雄 (1998). 心の処方箋 新潮社

読んでいただきコマッスムニダ!

本コラムは毎月第4木曜日に配信予定!

여러분!気楽にお付き合いください♪

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